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「うちの子、まだ指しゃぶりをしているけど大丈夫?」「歯並びが悪くなるって聞いて心配…」小さなお子さまを育てている保護者の方から、よくいただくご相談です。
指しゃぶりは、赤ちゃんにとってごく自然な行動です。ただし、年齢が上がっても続いている場合は、歯並びやお口の機能に影響が出ることがあります。この記事では、年齢ごとの目安と、叱らずにやめていくためのコツをお伝えします。

赤ちゃんはお腹の中にいるころから指を吸う動きをしています。生まれてからも、指を吸うことで安心したり、口の周りの筋肉を使う練習をしたりしています。乳児期の指しゃぶりは成長の一部と考えて問題ありません。成長とともに遊びや人との関わりが増えると、自然に回数が減っていくことがほとんどです。一方で、眠いときや不安なとき、手持ち無沙汰なときの「クセ」として残ることもあります。
この時期の指しゃぶりは自然な行動です。無理にやめさせる必要はありません。ただし、外で体を使って遊ぶ、手を使う遊びを增やすなど、自然と指から気がそれる環境づくりはおすすめです。
乳歯が生えそろうこの時期にも頻繁に続いている場合は、歯並びへの影響が出始めることがあります。お子さまが言葉で理解できるようになるので、「なぜやめた方がいいのか」を優しく伝えながら、少しずつ卒業を目指しましょう。

永久歯に生え変わり始める時期まで続くと、歯並びや顎の成長への影響が残りやすくなります。ご家庭だけではやめられないことも多いので、一度歯科医院でお口の状態を確認することをおすすめします。

指で上の前歯を内側から押し続けることで、前歯が前方へ傾きやすくなります。
奥歯で噛んでも前歯にすき間ができる状態です。麺類を前歯で噛み切れない、発音が不明瞭になる、といった困りごとにつながります。
前歯のすき間に舌を入れるクセ(舌突出癖)がつくと、指しゃぶりをやめた後も歯並びが戻りにくくなります。口が開いたままになりやすく、口呼吸につながることもあります。



おしゃぶりも、長く使うほど歯並びへの影響が出やすくなります。一般的には、2歳半ごろまでにはやめることがすすめられています。常にくわえさせるのではなく、寝かしつけなど場面を絞って使うと、やめるときの負担も小さくなります。


指しゃぶりをやめても、舌の位置や飲み込み方のクセが残っていると、歯並びは戻りにくいものです。当院では、舌や唇の正しい使い方を身につける「MFT(口腔筋機能療法)」に取り組んでいます。お子さまの成長に合わせて、遊び感覚で続けられるトレーニングをご提案します。

指しゃぶりは成長の一部ですが、4~5歳を過ぎても続いている場合は、歯並びや発音への影響を確認しておくと安心です。「このまま様子を見ていいのかな?」と迷ったら、宮前平の永沢デンタルクリニックへお気軽にご相談ください。お口の状態を確認し、お子さまに合った卒業の進め方を一緒に考えます。
1994年に鶴見大学歯学部を卒業。卒業後は同大学総合診療室での臨床研修を経て、都内歯科医院に勤務しました。2001年に永沢デンタルクリニックを開設し、以来20年以上にわたり、川崎市宮前区で地域の患者さまのお口の健康を支えています。
虫歯・歯周病治療をはじめ、小児矯正、セレック治療、ホワイトニングなど、幅広い診療に対応。口腔機能発達不全症や口腔機能低下症の診療では、口腔筋機能療法(MFT:Myofunctional Therapy)も取り入れています。
「患者さまにとってのベストを、丁寧な説明と対話から導く」ことを診療方針とし、一人ひとりのお口の状態や生活背景に合わせた診療を大切にしています。
本記事は、永沢デンタルクリニック院長・永沢研二が監修しています。歯科治療やお口の健康に関する情報を、患者さまにわかりやすくお伝えすることを大切にしています。
※本記事の内容は公開時点での情報をもとに作成しています。治療方針や保険診療のルールは改定される場合があります。お口の症状や治療に関するご相談は、お気軽に当院までお問い合わせください。