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定期検診はどれくらいの頻度で受けるべき?

こんにちは。川崎市宮前平の歯医者、永沢デンタルクリニックです。歯の健康を守るためには、毎日のセルフケアに加えて、歯科医院での定期検診が欠かせません。「痛くなってから行けばいい」と思われがちですが、虫歯や歯周病は初期の段階では自覚症状がほとんどなく、気づいたときには進行しているケースも少なくありません。

ここでは、定期検診の目的やおすすめの頻度、検診で行う内容について詳しく解説します。

 

1|ご自宅では落とせない汚れがある

歯磨き習慣のイメージ

1-1|歯石

毎日の歯磨きでしっかり磨いているつもりでも、実はすべての汚れを落としきることはできません。とくに歯と歯の間、歯肉の境目などは磨き残しが起こりやすく、そこに細菌が溜まって歯石やバイオフィルムが形成されます。歯石とは、プラークが唾液中のカルシウムやリン酸と結びついて硬くなったものです。歯ブラシでは取れず、歯石の表面には新たな細菌が付着しやすくなります。歯石がついたままになると歯肉が炎症を起こし、歯周病が進行する原因になります。

1-2|ステイン

コーヒーや紅茶、赤ワインなどの色素が、日々の飲食を通して少しずつ歯の表面に沈着していく汚れをステインと呼びます。ステインもご自宅での歯磨きでは落とせません。

1-3|バイオフィルム

バイオフィルムは、歯の表面に形成される細菌の膜です。台所の排水溝のぬめりのようなもので、細菌同士が強固にスクラムを組んでいるため、通常の歯磨きだとなかなか落ちません。

 

2|汚れの付くタイミングから考える頻度

デンタルケア

2-1|3ヵ月に1回がおすすめ

プラークは、数日から2週間ほどで石灰化し、歯石になります。また、一度石灰化した歯石は強固に歯面に付着し、歯磨きでは取ることができません。バイオフィルムの形成期間は3ヵ月程度、ステインは1ヵ月~2ヵ月程度で付着するといわれています(個人差があります)。歯科医院では、これらを取り除くために3ヵ月に1回の定期検診をおすすめしているところが多いです。喫煙習慣、糖尿病がある方は、免疫力が低下しやすいため短い間隔での受診が望ましいです。

2-2|半年でも1年でも、通うのをやめないことが大切

忙しくて3ヵ月に1度は難しいという方でも、大切なのは歯科医院とつながりを持ち続けることです。たとえ半年に1回や1年に1回でも、かかりつけの歯科医院に通い続けることで、お口の小さな変化にも気づきやすくなります。また、同じ歯科医師や衛生士が経過を見守ることで、以前との比較や生活習慣の変化をふまえた的確なアドバイスが受けられます。

 

3|定期検診で行うこと

歯科治療を受ける女性

3-1|スケーリング

定期検診では、歯や歯肉の状態を確認するだけでなく、清掃、予防処置を行い、トラブルを防ぐことを目的としています。中でもスケーリングは定期検診で行う一般的な処置です。超音波スケーラーや手用スケーラーを使って歯肉の上や下についた歯石を取り除きます。

3-2|歯面の研磨

スケーリングの後に行う歯面研磨は、歯の表面をなめらかに整える工程です。これにより、スケーリングで微細に傷のついた歯面もつるつるになり、ステインの付着を防ぐことができます。

3-3|全体的なチェック

虫歯や歯周病の有無、噛み合わせ、被せ物の状態などを総合的にチェックします。必要に応じてレントゲン撮影を行い、目では見えない部分まで確認します。定期検診の際に小さな異常を見つけることで、大掛かりな治療を避けられます。

 

【まとめ】

歯科医院には、痛くなったら行くのではなく健康を守るために通うという気持ちで行くのが良いでしょう。3ヵ月〜半年に1回のペースで受診することで、虫歯や歯周病のリスクを減らし、着色も防げます。当院、宮前平の永沢デンタルクリニックでも予防ケアに力を入れており、ご自宅でのケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアを両立させ、いつまでも自分の歯で食事を楽しめるようにしていきましょう。

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・永沢デンタルクリニック
住所:神奈川県川崎市宮前区小台2丁目1-22-102
電話番号:044-853-0065
診療時間:月~金曜日 9:30~18:30/土曜日 9:30~17:00
お昼休み:月~金曜日 12:30~14:30/土曜日 12:30~14:00
休診日:木曜・日曜・祝日
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