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「あくびをした瞬間、顎がガクッと外れて戻らない」「口を大きく開けたら、そのまま閉じられなくなった」——突然このような状態になると、誰でも慌ててしまうものです。

これは「顎関節脱臼」という症状で、歯科医院で対応が可能です。永沢デンタルクリニックでは、顎関節脱臼非観血的整復術によって、外れてしまった顎を正しい位置へ戻す治療を行っております。
私たちの顎は、耳の穴のすぐ手前にある「顎関節」によって動いています。この関節は、頭蓋骨側のくぼみ(下顎窩)に、下顎の先端部分(下顎頭)がはまり込む仕組みになっています。
何らかのきっかけで下顎頭がこのくぼみから前方へ飛び出してしまい、自然には戻らなくなった状態が顎関節脱臼です。俗に言う「顎が外れた」状態ですね。
左右どちらか片方だけ外れることもあれば、両方同時に外れてしまうケースもあります。

顎関節脱臼は、意外と身近なきっかけで起こります。

思いきりあくびをしたときが最も多いパターンです。眠いときやリラックスしているときほど、無意識に大きく口を開けてしまいがちです。

大きな食べ物にかぶりついたときも要注意です。ハンバーガーや厚みのあるサンドイッチなど、顎を限界まで開く必要がある食べ物は脱臼のリスクがあります。

歯医者さんで長時間口を開けていたときにも起こることがあります。治療中に顎の筋肉が疲労し、脱臼しやすい状態になる場合があるのです。
このほか、笑いすぎて大きく口を開けた、転倒や事故で顎に衝撃を受けた、といったことも原因になります。
また、生まれつき関節の靭帯が柔らかい方や、加齢によって筋力が低下している方は、顎が外れやすい傾向にあります。女性は男性に比べて関節のくぼみが浅い傾向があるため、統計的には女性の方が脱臼しやすいとも言われています。
顎関節脱臼が起こると、以下のような症状が現れます。
まず口を閉じることができません。開いたままの状態で固定されてしまうため、見た目にも明らかな異常がわかります。
顎の関節あたりに痛みを感じることが多く、特に脱臼した瞬間は強い痛みを伴うケースがほとんどです。
口が閉じられないため唾液を飲み込めず、よだれが垂れてしまいます。会話もままならず、食事をすることも当然できません。 外見上は、両側が外れた場合は顔が縦に長く見え、片側だけの場合は顔が左右どちらかに歪んで見えることがあります。耳の前あたりを触ると、通常とは違うくぼみを感じることもあります。

永沢デンタルクリニックでは「顎関節脱臼非観血的整復術」という方法で治療を行います。
「非観血的整復術」とは、切開などの外科的処置を行わず、歯科医師の手技によって関節を元の位置に戻す方法です。古くから「ヒポクラテス法」として知られる手法をベースにしています。
治療の際は、まずリラックスしていただくことが大切です。緊張して顎に力が入っていると、整復が難しくなります。深呼吸をしながら、できるだけ全身の力を抜いていただきます。
その後、歯科医師が親指を下顎の奥歯あたりに置き、残りの指で顎全体を支えながら、下方向への力を加えつつ後ろへ押し込むようにして関節を戻していきます。
処置自体は数分で終わることがほとんどです。特殊な機器も必要なく、多くの場合は麻酔なしで行えます。
ただし、外れてから時間が経過するほど、周囲の筋肉が緊張して整復が困難になります。顎が外れたと感じたら、できるだけ早くご来院ください。
顎を元に戻した後も、しばらくは注意が必要です。
最低でも6週間程度は、大きく口を開けることを避けてください。あくびをしそうになったら、こぶしを顎の下にあてて開きすぎを防ぐ習慣をつけましょう。
食事は一口サイズに小さく切り、硬いものはしばらく控えてください。顎への負担を減らすことが再発防止につながります。
状態によっては、包帯や専用の固定具で顎を安定させる処置を行うこともあります。
一度脱臼を経験すると、靭帯が伸びて再び外れやすくなる傾向があります。繰り返し脱臼する「習慣性顎関節脱臼」に移行してしまった場合は、より専門的な治療が必要になることもありますので、早めの対処が肝心です。
「顎が外れてしまった」「口が閉じられない」という状態は、ご本人にとって非常に不安なものです。自分で無理に戻そうとすると、関節や靭帯を傷めたり、最悪の場合は骨折につながる恐れもあります。焦らず、まずは当院へお電話ください。
永沢デンタルクリニックでは顎関節脱臼の整復に対応しております。宮前平周辺で顎のトラブルにお困りの方は、お気軽にご相談ください。