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小児矯正の痛みとその対策

川崎市の歯医者、永沢デンタルクリニックのブログページです。

こんにちは。川崎市宮前平の歯医者、永沢デンタルクリニックです。今日はお子様の矯正治療の痛みについて書いていきます。小児矯正を検討されているパパ・ママはぜひ参考にしてみてください。

目次─
1,痛みの原因と種類
2,痛みの軽減方法
3,痛みが続く場合の対処
4,子どもの心理的なサポート
5,小児矯正のメリット
6,まとめ

小児矯正は、歯並びを整え、健康的な歯を育むために重要な治療です。しかし、痛みや違和感を感じることもあるため、子どもの心理的なサポートも大切です。

1.痛みの原因と種類

小児矯正で感じる痛みには、主に以下の3つのパターンがあります。

装置装着時の痛み

装置を装着した直後は、歯や歯茎に力が加わるため、痛みや違和感を感じることがあります。一般的にこの痛みは、数日程度で慣れてきます。

装置が口内に当たる時の痛み

装置が口内の粘膜や舌に当たると、痛みや不快感を感じます。この痛みは、装置の位置を調整することで解消することができます。

歯が動く時の痛み

また、歯が動くときには、歯茎に圧迫や牽引力が加わるため、痛みを感じます。この痛みは、歯の動きが止まるまで続くことがあります。

 

2.痛みの軽減方法

小児矯正の痛みを軽減するためには、以下のことに気をつけましょう。

装置をきちんと装着する

装置がずれていると、歯に余計な力が加わり、痛みが強くなることがあります。装置がずれている場合は、歯科医師に相談してください。

歯磨きを丁寧に行う

装置に食べカスや歯垢が溜まると、口内炎や歯周病の原因になります。歯磨きの際には、装置の周りも丁寧に磨きましょう。

冷たい物を飲む

冷たい物は、痛みを軽減する効果があります。痛みを感じたら、冷たい水やアイスクリームなどをとるとよいでしょう。

鎮痛剤を服用する

痛みが強い場合は、歯科医師の指示に従って鎮痛剤を服用しましょう。

 

3.痛みが続く場合の対処

小児矯正の痛みが数日以上続く場合は、歯科医師に相談してください。歯の動きが止まっていない、または装置に問題がある可能性があります。

痛みが強く、日常生活に支障をきたす場合は、治療を中断することもあります。治療を中断すると、歯並びが元に戻る可能性があります。

 

4.子どもの心理的なサポート

子どもは、大人よりも痛みに対して敏感な傾向があります。また、自分の歯並びにコンプレックスを抱いている場合もあるでしょう。そのため、小児矯正を開始する際には、子どもの不安や心配をしっかりと受け止めてあげることが大切です。

子どもの痛みや不安を和らげるために、以下のことに気をつけましょう。

・治療の目的や流れをわかりやすく説明する

・治療の目的や流れをわかりやすく説明することで、子どもは治療に対する不安や疑問を解消することができます。

・子どものペースに合わせて治療を進める

子どものペースに合わせて治療を進めることで、子どもは無理なく治療に取り組むことができます。

・子どもの頑張りを褒める

子どもの頑張りを褒めることで、子どもは治療に対する自信をつけることができます。

 

5.小児矯正のメリット

小児矯正には、以下のメリットがあります。

・歯並びを整え、見た目を良くすることができる

・歯並びが整っていると、笑顔が明るく、魅力的に見えます。

・歯磨きや食事がしやすくなる

歯並びが整っていると、歯と歯の間に隙間がないため、食べカスや歯垢が溜まりにくくなります。そのため、虫歯や歯周病の予防に効果的です。また、歯磨きや食事がしやすくなることで、口腔内の衛生状態を保ちやすくなります。

また、小児矯正は、子どもの成長とともに歯並びや顎のバランスを整えていく治療です。子どもの頃に歯並びを整えることで、将来的に起こり得る顎関節症や噛み合わせの不具合を予防することができます。

小児矯正は、歯並びを整えるだけでなく、健康的なお口の状態を育み正しい咬み合わせを獲得するためにも重要な治療です。子どもの歯並びに不安がある場合は、早めに歯科医院に相談することをおすすめします。

 

まとめ

小児矯正の痛みは、装置装着時、歯が動く時、装置が口内に当たる時の3種類に分けられます。

  • 装置装着時:装置が歯や歯茎に当たることで、痛みや違和感を感じる。
  • 装置が口内に当たる時:装置が口内の粘膜や舌に当たることで、痛みや不快感を感じる。
  • 歯が動く時:歯茎に圧迫や牽引力が加わることで、痛みや違和感を感じる。

痛みは、数日程度で慣れる場合が多いですが、強い痛みや日常生活に支障をきたす場合は、歯科医師に相談しましょう。

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